韓国の国会が、尹錫悦大統領の弾劾訴追案をめぐりヤマ場を迎えている。汝矣島にある議場では与党「国民の力」の議員が安哲秀氏を除き全員退出との情報もあれば、野党の中にも姿が見えない議員がいるらしいから、3分の2が賛成票を投じるかどうか、まだ見通せない。(写真上:時事)
街はクリスマスムードなのに汝矣島の国会周辺は戦場。ただ、どのみち、12月3日夜の非常戒厳宣言で、尹大統領の進退は極まった。弾劾されてもされなくても約半年後には大統領選挙だな。
「国民の力」代表の韓東勲氏は、弾劾すれば与党が復権できなくなると考え、訴追案には賛成しない方針。とはいえ、大統領任期を短縮する構えだ。大統領選挙になれば韓氏VS李在明氏の争いか。
野党「共に共和党」を率いる李氏では困る。私は「NO JAPAN」運動を現地で見てきたけど、京畿道の知事時代、親日的なものを一掃し、福島処理水の際も反日を煽った人物が大統領になるのはまずい。
日米韓の結束も揺らぐ。少し前までアメリカ大使館前にあった、バイデン&岸田&尹のトロイカ写真のうち、岸田さんは総理の座を去り、バイデンもあと1か月で任期終了。尹さんも死に体となれば…。
今、情報を収集中。汝矣島には15万人が集まり、地下鉄も最寄り駅をスルーしてる。それにしても、尹さんの1人クーデターは民主国家を揺るがした。「大統領としての切迫感から」と理由を語っていたけど、政治的保身と妻の金建希氏を守るために発布した戒厳令は退陣の引き金になったな。日韓が良い方向だっただけに残念!
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