CXは終わるか?

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 フジテレビ(CX)が追い込まれている。あす臨時の取締役会を開いたあと、午後4時からメディアに公開しての記者会見。ここで、港社長以下、フジテレビの経営陣だけでなく、親会社のフジ・メディア・ホールディングス首脳の辞任等が発表されない限り、批判の嵐が止むことはない。

 中居正広氏の芸能界引退はある面小さなこと。女子アナ上納制度の有無、社員の関与、問題発覚後、1年半も放置してきた責任はきちんと取るべき。そうでなければフジは終わる。

 京都では関西テレビを見ているからあまり感じなかったけど、東京に戻って8チャンネルをつけると、ここまでACジャパンのCMに差し替えられているのか、と驚く。(写真下:イザ!)

 社会学者の古市憲寿さんじゃないけど、「日枝さんも含めて総退陣しないと」という論には説得力がある。それにしてもフジは、天皇と呼ばれる日枝久取締役相談役をはじめ高齢の首脳が多すぎ。

 あすは夜、古巣・文化放送で1期下の齋藤清人社長も、フジの社外取締役として、東京都内の自宅で日テレなどの囲み取材に応じる予定。どんなことを話したのか連絡が入る段取りなので注目。

 フジの社員は賞与10か月以上もらってきた人たちだから、社内説明会で声が上がったほど生活に困窮するとは思えない。企業としての体力もまだある。とはいえ、あすの会見も失敗し企業の離反が続くようだと、現場で頑張っている人たちは本当に気の毒。経営陣には自浄作用があることを見せてもらいたい。

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