11月だね。いよいよアメリカ大統領選挙だ。ハリスとトランプは全くの互角。ハリスはメディア露出を増やしたものの、「ワード・サラダ」(サラダのように色々なものが入っているが、何が言いたいのかわからない)と呼ばれるハリス構文が災いしてるけど、ワシントンDCでの集会はすごかったね。
7つの激戦州のうち、私は、イスラエルに反感を抱く若者が多いミシガン(選挙人15人)がキー・ステイトになると見て取材中。ハリスの夫はユダヤ人。果たしてどうか…。(写真:毎日)
残念ながら、ハリスが得意とする「中絶」や「民主主義」は、争点の中で下位だ。上位の「経済」や「移民」ではトランプの主張のほうが明快。黒人や中南米系の人々がハリス離れを起こすのもわかる。
一方、日本も、11月11日と見られる特別国会召集日の首班指名選挙で、石破さんと野田さん、どっちが首相になるのか、水面下で国民民主党・玉木さんらへの働きかけが続いている。(写真:国民民主)
個人的には、石破さんが自民を与党にしたいのなら、また、野田さんも政権交代を実現させたいのなら、「玉木首相」を条件に譲歩するくらいの覚悟を見せてほしいと思う。
「玉木首相」だと103万円の壁はなくなる。その分、税収が減るので財務省はNGだろうけど。まあ、自公国で話をまとめて石破さんってとこか。立憲や維新は路線対立があるから、意外と安定したりして。ただ、アメリカは全く予断を許さない。私は「ワード・サラダ」より明快なトランプの勝利を願っている。
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