ジャーナリストとしての予想では、今年は来年に向け「嵐の前の静けさ」になると思っていたら、中東で戦争が起き、岸田政権も退陣の2文字が現実味を帯びる年になった。WBC優勝とか明るいニュースもあったけど。そんな中、私の1年を振り返ると…(写真下:村尾信尚さんのお招きで関学で講演)

コロナが落ち着き、講演や研修で講師に招かれる機会が増えたのが嬉しかった。もっとも、そのテーマも安全保障だったり、岸田外交だったり、変わる大学入試だったり、と激動期を象徴するような内容の依頼。

取材や調査をしていないと深いところまで話せないので、陸自の駐屯地ができた石垣島とか講演ついでに広島とかに出かけて取材し、職場の同僚にも言わず国会の議員会館にも通ったのが今年上半期の特徴かな。

今年は、大妻女子大学に加えて東京経営短期大学でも非常勤講師として学生を指導する機会を得た。教えるということは自分の刺激になるし、何より体と頭が「劣化」しないで済むというのがありがたい。

取材&執筆&講演で追われ、大学での講義を休めないこともあって遊びに行く機会は少なかったものの、石田純一さんらと楽しく過ごす時間が持てたことも良かったかな。(写真下:石田さんのお店)

何より、大学で担当する科目の学生たちに何かと相談を受けたりすることが増えたことは、大学教員としては嬉しいことだった。コスパという点では良くないのだけど、教育はコスパじゃないから。

そんなこんなで2023年もあと2週間で終わる。「やりきったか?」と聞かれたら、100%とは言えないし、まだまだ夢は手の届かないところにあるのだけど、まあ、「どこかで諦めた結果が今の自分」と思っているので、これからも挑戦はし続けたいと思ってる。次は下半期編ね(笑)。
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