岸田の乱

　安倍派の総会。解散という事態に、安倍さんは「だから言わんこっちゃない」と怒ってるはず。今年はホントに民主主義国家で政治が揺れる。あす、講談社「現代ビジネス」にアップするね。あくまでプレビュー画面だけどこちら⇒https://gendai.media/preview/1a9c4172c529cd2227ded028319e35df2cc438b5

　森喜朗さん曰く「派閥は１００人いると割れる」。結果的に解散だからなぁ。岸田総理としては「してやったり」かな。岸田さんは「先手を打ったぞ」というとき、いつもこんな表情をするから。

　これで通常国会を乗り切れる⇒秋の総裁選で再選戦略を描ける…そんな思いだったのか。ただ、裏金事件の本質は派閥の解散ではなく政治とカネの透明化。論点すり替えにならないよう我々も報道したい。

　個人的には派閥自体が悪いとは思わない。日本は政策立案スタッフが少なく、秘書で言えば日本の国会議員は３人、アメリカは４０人。政策集団であるならあっていい。

　昨夜は深夜まで講談社の編集者、石川真知子さんが私の記事の差し替えに対応してくれた。来週は都城市と高鍋町で政経懇話会の講演があるので宮崎に飛ぶ。用意していた資料も差し替える。台湾取材以降、息つく暇もないけど、ラジオではできない政治の表も裏も国内や海外の話も色々できるのは幸い。