目先の仕事に心を込めて…

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 台湾で取材と地元のグルメに奔走した疲れが残りつつ、今週は普通にニュースの責任者兼解説の日々。月曜は甲斐彩加アナと昼ニュースをこなし、夕方は台湾総統選挙の総括、そして、きのうはアメリカ大統領選挙の解説で自ら全国ネット「ニュースパレード」に出演。ふ~。

 そしてきょうは阪神淡路大震災から29年目だね。改めて合掌。台湾や日本の政治に関しては、ダイヤモンドオンラインで記事をアップしたよ。こちらです⇒【台湾総統選・現地ルポ】選挙前夜15万人「反中集会」の熱狂、与党を勝利に導いた若い力 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

 帰国するといきなり現実に引き戻されるね(笑)。文化放送の仕事以外に、もう1本記事を書き、来週の講演準備をし、なおかつ拙著52冊目となる本の初校ゲラもこれから確認する。「貧乏暇なし」とはよく言ったもの。1つ1つ心を込めてやっていこうと思ってるところ。

 私なんぞにお話があるのはありがたい限り。今度の本の出版元、平凡社さんは、これまでに3冊もお世話になった出版社。これまで1番多いのがPHP研究所で、次いでKADOKAWAか講談社なのだけど、伝統ある出版社で4冊目は本当に光栄なことだ。

 課題を言えば、文化放送には、震災も国際情勢もしっかり報道できる若手が1人もいないこと。地べたを歩いての取材ができる若手は皆無。アメリカ大統領選挙でも、アイオワ党員集会の結果を見て、「トランプ強いね!」だけじゃなく、ニッキー・ヘイリー元国連大使にも目を向けないと。(写真下:JBpress)

 甲斐さんをはじめ他部には期待できる若手はいるのに、報道は…。やっぱりみんな勉強不足、というか、仕事としてでしか現場に行かない。それでは専門性うんぬん以前に興味も湧かないんじゃないかなぁ。まぁ、周りのことはいいや、まず自分に課せられた仕事をちゃんとやらないと間に合わん(泣)。

 

 

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