G7サミット直後は7月総選挙が濃厚と踏んでいたのに、ちょっと様子が変わってきたよ。理由の1つが衆議院の「10増10減」をめぐる自公の候補者調整で亀裂が深刻化したこと。
焦点の東京28区は自民・萩生田政調会長が資金源と頼る医師を出したいのと、公明を出すなら東京15区の柿沢対策と考えているから。
理由2つめは岸田さんが維新の勢いを恐れている点。早く解散するのと秋に先送りするのとではどっちが維新の勢いを削ぐことができるか、という話。
きょうは大阪の吉村&横山コンビが官邸と自民党本部などを訪問した。共通項は万博の成功と憲法改正。あとは全国政党を目指す維新と岸田自民の間に共通項はない。
言わばベンチャー企業のような形でスタートし上場企業になろうとしている維新。まだ「ここでゴネれば選挙は遠のく」と踏んで駄々をこねている公明党の方が自民党には与しやすい相手だな。
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