韓国有事、日本は有事寸前

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 勤務先の大学の売店で、49冊目の著書『台湾有事』が紹介されている。図書課から「何か1冊紹介して」と言われ、「何に使うのかな?」と思っていたよ。うちの学生たちが好む分野の本ではないけど、1人でも読んでくれたら、日米中韓と台湾の近年の趨勢はよくわかるはず。

 そんな中、中央公論新社から2月に出る53冊目となる著書のカバー案が送られてきた。全く違うジャンル。読売系の老舗出版社から出せるのは光栄なことだし、これなら学生にもためになる…と思う☺️。

 さて、この年の瀬、韓国は「有事」の真っ只中。日本の政界も「有事」の導火線上にいる。尹錫悦大統領に対する弾劾はきょう可決されそう。早ければ2~3月には大統領選挙か…。

 数日前と比べ事態は一変している。汝矣島の国会周辺だけでなく各大学でも弾劾を求めるデモが拡大。尹氏の側近だけでなく、尹氏と金建希夫人の逮捕もあり得る状態。

 尹氏と同様、政権基盤が弱い石破さんも危うい。来週は、今年の漢字にもなった「金」問題が一気に動く。「103万円の壁」、「政治とカネで政倫審」、そして来年度の「税制」だ。

 議員会館へ行くと財務省などの役人が関係議員の部屋を回っている。議員のセンセイ方の動きも、まさに「師走」だ。石破さんは、「103万円」では国民民主党、「政倫審や政治資金」では全野党&国民、「税制」では公明党や自民税調に気を遣いながら綱渡りの日々。日韓はきついな~。

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