高まる岸田総理「退陣論」

　通常国会が閉幕した途端、自民党が慌ただしくなってきた。写真は、岸田さんと後藤謙次さんで文化放送の報道特番を収録したときのもの。６月６日夜の菅前総理と萩生田さんらとの会食、同１９日の菅ー茂木会談は、菅さんによる「岸田おろし」の号砲。岸田さん自身は悪い人じゃないけどね。

　体調が懸念されていた菅さんだけど、文春に出たり、党の要人と会食したり復活したみたい。茂木さんとの会食なんて、銀座の「ウルフギャングステーキハウス」だもんね。

　流れとしては、先日、私が「現代ビジネス」に書いた中身と変わらないけど、「石破」や「進次郎」カードを持つ菅さんが、何も「駒」がない麻生副総裁に向け、存在感を誇示した形。

　菅さんが言う「刷新感」を出すなら、小林鷹之前経済安保相（４９）がいい。あの金子恵美さんが「夫よりカッコいい」と評した通称「コバホーク」。１８６センチの長身で東大⇒ハーバード。

　私は、１月の共同通信政経懇話会で彼の名を挙げていたのだけど、総裁候補に急浮上してきたね。きょうの京都＆滋賀はどんよりとした梅雨空。これが明けると政局の夏だ。

　大学ではこのあと教授会。ただ、その後に予定されていた会議が１つ中止になった（やったー！）ので、雨でも降らなければ、八坂神社か清水寺の下あたりまで足を延ばしてみるか。幸か不幸か、今週は執筆のオファーがないので、今のうちに教材も作っておかないと…。