台北を観光する日本人の多くは、史跡の数々やノスタルジックな雰囲気漂う、郊外の九份の風景に魅了されることだろう。私は宮崎駿映画を全く見ないので、「千と千尋の神隠し」だか何だかの景観が拡がる九份には興味がないのだけど(すみましぇん)、初めて入ったココは最高だった。
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台湾の総統府。つまり蔡英文総統が執務を行っている場所。ココは政治に関心がない人でも楽しめるし感動するはず。まぁ、九份も宮崎駿監督作品に無関心でも感動するんだろうけど、ホワイトハウスや韓国の以前の大統領府(青瓦台)よりもいい。日本の総理官邸なんて観光できないからね。
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「台湾史」とかに興味がない人は、博物館的なエリアをスルーすればいい。それよりも、外観の見事さ、「こんなところまで入れるの?」と感じる開放度、そして、総統の執務室や歴代総統の業績が並ぶエリアと中庭あたりは、下手な博物館なんて軽く上回る気がする。
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台北市内で言えば、蒋介石にまつわる中正紀念堂も壮大でいい。こちらも韓国や東南アジア、欧米からのツーリストが多い。中国に邪魔され台湾と国交がある国は13しかないのに、実際にはこれだけの観光客がいて、半導体産業をはじめ経済も発展しいるというのは、台湾政府と台湾国民の努力のたまものだよ。
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台北で驚かされたのは人が温かいこと。道を聞いても交渉をしても嫌な顔をしない。立法院や総統府で「入り口はどこですか?」と警察官や記者に尋ねても対応が親切。日本の国会の衛視や記者はそうじゃないからね。安倍派一掃よりも、衛視と高飛車なテレビや新聞の記者の精神を改造してほしいわ。
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ふと、日頃の政治取材を思い出してしまったけど、そんなことを書いているうちに、プレジデント社の敏腕若手編集者から、16日公開の記事のテストページが送られてきた。正式にアップされたら、また皆さんに報告するね。https://president.jp/preview/05f85039d0081180e7143d93aed5c3060c9348a0
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