実感できない「はんこ廃止」

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 両親が住んでいた家を処分し、あす、母が入っている施設に父も入れることに。きょうは、父が入院している父を見舞い、寿司を差し入れた。あすから入る「老健」(介護老人保健施設)では本格的な寿司は食べられないだろうから、最後の寿司かも…。

 それにしてもイラっとするのが、諸手続きで押印する書類が多いこと。区役所などの職員は親切に対応してくれるものの、印鑑を忘れると「再度、来庁」を求められる。何をするにも「はんこ」だ。

 3年前、菅内閣で規制改革担当相を務めた河野太郎氏が「脱ハンコでデジタル化」を打ち出したのは記憶に新しい。福岡市など「はんこレス」を完了させた自治体はどの程度あるのだろうか。

 あすも施設や郵便局で「はんこ」が必要になる。「老健」は「特養」ではないので、今後も様々な書類に押印することになるね。マイナンバーの普及で少し改善されたとはいえ、父のような後期高齢者には、マイナンバー取得自体、ハードルが高い。そうなると余計に「はんこレス」社会は遠くなぁ。

 

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