コスパは悪いが実りはある

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 珍しく執筆依頼も講演もない土日。大妻女子大学の夏季集中に向けて資料でも作ろうかな、と思っている。大学の授業はコスパが悪い。授業の他に準備の時間や往復に時間を奪われる。

 それでも、「先生という仕事は、学生や生徒の人生に影響を及ぼしかねない仕事」と思うと、コスパの良し悪しでは割り切れない部分も多い。それなりに「やりがい」もあるしね。

 早稲田大学や青山学院大学の学生に聞けば、今でも、研究者肌のおじいさんが出てきて延々とノートを見ながら読み上げる座学スタイルが多いらしい。それじゃあ「気づき」につながらない。

 ちなみに講演もコスパは良くない。こちらも相応の準備と会場までの往復が必要で、場合によっては事前の打合せや講演後の宴席まである。来場者の好反応だけが唯一の喜びというときも。

 オンライン記事の執筆だって、コスパは必ずしも良いとは言えない。あくまで使命感でやっているのだが、書くことで勉強になるし、「学びがある」等の反応が多いと達成感はあるかな。

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