大妻女子大学の教え子、2人が訪ねて来てくれたので、午後から文化放送の社屋を案内し、ラジオならびにテレビ業界の現状や採用について話をした。大沼さんも五十嵐さんもとってもいい子たち。こういう人たちにメディアの未来を担ってほしいとつくづく思う。
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最大のネックは高倍率。文化放送の場合、例年、2000人がエントリーし採用は3人前後。在京テレビ局だと、15000人受けて採用は30~35人程度。
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もう1つのネックは、ラジオだとマーケットが国内だけでネットの動画メディアに食われているので、正直に言って、「あと30年もつかなぁ」という危惧が少なからずあること。
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2人には本音で話した。就活まで新聞を読まず、ニュースすら見ていなかったことや、この業界に入ると、アウトプットばかりになるのでインプット(学び直し)が大事になること等々。
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しかし、こうして訪ねて来てくれるのはありがたいこと。大妻で教えてきた甲斐があったとも感じたね。いつまで教えられるかわからないけど、「先生」は先に生きてきた経験を伝えてこそ、なので、これからも必要とされる限り教壇には立ち続けたいと思う。
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