慶應散る!今治西は4強へ

ブログ

 夏の甲子園をかけた灼熱の中の決勝から2か月。春の選抜をかけた高校野球秋季大会が各地でヤマ場を迎えようとしている。慶應、負けたね! 愛媛では、母校・今治西が、7月に決勝で敗れた川之江に満塁弾で逆転、きょうも危なげなく松山東に16対1で5回コールド勝ち。(写真:愛媛新聞)

 仙波監督による「メジャーリーグ打法」の成果で、打ち勝てるのが強み。近く「低反発バット」が導入されるとはいえ、打たないと勝てない。松山聖陵⇒川之江⇒松山東と破って準決勝進出を決めたので、残り2試合、第1シードを意識せず、挑戦者として臨み、四国大会進出を決めてほしい。

 ただ、Youtube等で横浜対横浜商とか東海大相模対日大藤沢の試合を見ると、レベルが違う。愛媛は人口減少県なのに選手が有力校に分散していて、野球スタイルも今風じゃない。県の高野連もだけど、各校は、「うちの魅力はココ」と、激減する中学生に独自性をアピールしたほうがいい。

 中学の有力チーム、今治中央ボーイズなどは好選手が岡山学芸館や立正大淞南など他県の有力校に流出している。要因は「良い指導者がいない」「どこが甲子園に出られるかわからない」「大学進学に結びつかない」等々。そんな時代だからこそ今治西をはじめ四国勢には頑張ってもらいたい。

 

コメント