意外に強気な受験生

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 東京・渋谷の大学受験総合型選抜予備校から「来期も講師を続けますか?」の更新意図を確認するメールが。継続したいのはやまやまだけど、私自身の身の置き方が決まらず、どうしたものかと思案中。その大学受験、今年は、来年の新課程入試を前に安定志向かと思いきや、受験生は意外に強気。

 国公立の前期試験出願者42万人で言えば、旧7帝大をはじめ難関大学への出願者は、北大と阪大以外は前年よりも増えている。わが母校・京大は前年比105%で人気の東北大は104%。

 入試が変わり浪人すると不利になるから安定志向に、と思ったけど、分析してみると、国公立では、流行りの文理融合系の学部、環境や情報、データサイエンス系を中心に人気が集まっている。

 私立大学はもっと傾向がはっきりしていて、早稲田などの難関私大では個別の一般入試組が減って、共テ利用か総合型選抜(旧AO)で合格を目指す傾向が高まってるね。(写真:産経)

 私は、予備校でプロフェッショナル講師として登録しているくらい総合型選抜入試推し。花巻東の佐々木麟太郎くんが進学するスタンフォード大のようなアメリカの名門大だって総合型方式。1~2ランク上の大学も射程に入るから、高2以下の子どもがいる方は、3月15日に発売される拙著を読んでみて。

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