京都に拠点を設けるため、春たけなわの京都へ。大学院生時代、少しだけ経験があるけど、この時期の京都は寒暖の差が激しい。着いた日曜は初夏の陽気。ダウンベストなんて着ていると汗ばむくらい。「ここから新しいステージが始まるのか…」と思うとワクワクしてきた。
東京⇔京都という２重生活の中で、大学で授業がある日だけホテル住まいというのはコスパが良くないので、一応、マンションを契約。鍵をもらい荷物を受け取って、夜桜の名所、東寺へ。
この時期、満開のソメイヨシノと国宝の五重塔や金堂などがライトアップされ、それは息を飲む美しさ。荘厳で華やか。こんな風景は、東京の上野公園でも目黒川でも見たことがない。
やはり、インバウンドの外国人が多い。オリエンタルな雰囲気とチェリーブロッサムの上品な美しさを同時に味わえて満足なはず。それにしても、どこに行っても外国人だらけ…。
日本人の私から見てもこの光景は見飽きない。入場料１０００円が安く感じるほど。ソメイヨシノだけじゃない。新緑のヤマモミジなどとのコンビネーション、陰影が絶妙。
京都に拠点がある間は、こうして四季折々の絶景を見ることができるんだな。２重生活には不安もあるものの、新たな人たちとの出会いのほか、「職場⇔自宅」の生活では見られなかった景色とも遭遇できることを幸せと思おう…。さぁ、東寺の次はどこに桜を見に行こうか…。
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