清水も天下を取りにいく

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 先日、本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)。著者は滋賀県の大津在住で、ストーリーも「成瀬あかり」という少女が、閉店間近の西武大津店などを舞台に疾走する青春小説。そう言えば、歴史小説「塞王の楯」で直木賞を獲った今村翔吾さんも大津在住。

 大津って、映画「翔んで埼玉」で笑いのネタにされたように、道路標識に「飛び出し君」が使われている変わったところだけど、令和の文豪が住んでいるんだな。놀라운!(=すごい!)

 その大津にある大学でいよいよ明日から授業が始まる。なんかさぁ、大学のシステムが大妻とか東京経営とかと違うので苦手な設定に四苦八苦。週前半の京都生活も楽しみ半分、不安半分。

 ただ、メールを見ていると励まされる。全員、文化放送⇒大学教授&フリージャーナリストへの転身を本音で絶賛してくれる。「何でも言って」「人、紹介するよ」「京都でご飯食べようね」って。

 精神科医の和田秀樹さん、経済ジャーナリストの荻原博子さん、元読売テレビの羽川秀樹さん、キャスターの村尾信尚さん、上智の前嶋和弘さん、それにPHP京都本部やKBS京都の友人たち…。

 本当にありがとう! 「ゼロからのスタートじゃないんだな」「頼るときには頼ろう」と素直に思ってる。中には、仕事まで用意してくれそうな企業まであって、人の優しさとか温もりとか実感する日々。

 そしてきょうは東京・渋谷にある総合型入試予備校の講師を辞めた。手が回らなくなるからね。そうしたらGMにも温かく送り出してもらえた。そのうち予備校のサイトから私の名前も消える。とりあえず、4~5月は守りの野球だ。週の半分は京都・滋賀に身を置きつつ、いつか天下を取ろう。 

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