なぜ9月に発表しなかったのか?

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 9月7日に続き、ジャニーズ事務所の会見。予想通り、今の会社を解体し、性加害被害者の補償にあたる「Smile‐U☆」(スマイルアップ)という現事務所と、タレントの育成やマネジメントにあたる新会社(名称は公募)に分ける内容。ただ、補償額や歌唱印税など知的財産権とか、概要すら示されず、まだこれからという内容。

 前回、パレスホテルでの会見では、事務所名は「タレントのエネルギーとプライドだ」と述べていたにもかかわらず、1か月足らずで方針転換。なぜ前回、決断できなかったのか。加えて、前社長のジュリー氏や元副社長で裏を知る白波瀬傑氏が不在というのも腑に落ちない。(写真下:先月7日)

 ジャニー喜多川氏による478人もの性加害者。そのうち補償を求めている325人への補償だけでなく、噂レベルでも性癖や事実を知っていた現役タレント、すでに退所した大物OBの責任もスルーはできない。もちろん私たちマスメディアも。(過激な質問するバカ記者、あんたも責任あんだよ!)

 きょうは仲良しのコラムニスト、山田美保子さんにもお世話になった(写真:2022年の報道ワイド)。ジャニーズを長く見てきた美保子さんも忸怩たる思いだろう。私も自省の念にかられながら絶対権力を持っていた事務所の落日をトップニュースにしている。最後に別件だけど、大垣日大野球部の阪口監督、長い間、お疲れさまでした!

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